ドイツ騎士団のお城
前回の続きですが、素敵な街グダニスクを一泊にした理由。
ヨーロピアンが集まる=パーティータウンだった訳でして。
外でドンチャンやる分にはいいんですけど、夜中3時に部屋の鍵忘れた同室の酔っ払いヨーロピアンに何度も叩き起こされた時はまじで殺意が湧きました。
しかも、部屋に入ってきてすぐに寝ればいいのに話しだして寝ない。
さらに、朝方私が宿を出るため用意していると「静かにして」とか言ってくる始末。
ああん!?夜中人を叩き起こしたのどこの誰だよ!!
と、私の沸点が振り切れたので、早々にチェックアウトしました。他の宿も満室だったので、他の選択肢なし!
これだけじゃここの思い出が散々なので、グダニスクの近くにあるマルボルクという町にマルボルク城を見に行くことにしました。
そうこれ、ドイツ騎士団のお城!!
ドイツ騎士団のお城!!しつこい
行くでしょ、そんなの行くしかないでしょ。
グダニスクから日帰りで行けるそうなので、宿に荷物を預けて駅にチケットを買いにいきます。
マルボルクへの行き方
素敵な駅。
1時間に1本ぐらいのペースでありました。時間によって高いチケットもあったのでそれはおそらく特急かと。この値段見ると宿の高さが際立ちますね。
駅の人が英語ペラペラで感動しました。駅の人に限らず、マックの店員も英語ペラペラ。カリーニングラードで全く通じなかった英語が国境を越えるだけでこんなにも通じるようになるのかと。国境っていうボーダーってすごいんですね。そして快適すぎるヨーロッパにきちゃったみたいです、わたし。
あ、そうそうマルボルク行きの列車待ってる間に次の街に行くバスのチケット買いに行ってました。バスのインフォメーションは15時に閉まるというやる気のなさなので今の内に。
この後、トルンという町に行く予定なので聞いてみると、バスは1日4便で最終は20:15分みたいです。
ちなみにチケットはバスの中で買えるので今買う必要はないとのこと。
ポーランド鉄道!!
プラットホームがころころ変わって惑わされましたが、無事に乗車。
中はコンバーメントになっていて、最初は静かな景色を眺めていたのですが、途中から乗込んできたイタリア人が騒がし賑やかでした。
約1時間ほどで到着。今日も安全運転ありがとうございます。
マルボルク城
お、お、おお城〜〜〜!!この時点で私の興奮、最 高 潮・・。
はりきって、オーディオガイドまで借りちゃいました。どんだけやる気あったんだ。
しかしこのオーディオガイドが、素晴らしく良かったです。これだけで、マルボルク城の魅力20%増。
「想像してごらん、ここを15世紀は馬に乗った騎士が走っていたんだよ」とか
「ゆっくり見ておいで、僕は君を出口で待ってるから」
とか、超ジェントルマンに私をエスコートしてくれるんですよ、オーディオガイドが。イケメンボイスなんですよ、オーディオガイドが。まるでデートのようでした、オーディオガイドと。オーディオガイドにぽわわーんってなってました。なんかもう、末期ですね、怖いですね。しかもお城の魅力と全く関係ない。
ではお城です。
想像してみて下さい。
15世紀、ここを馬に乗った騎士が走っていたのです。興奮しますね。
想像してみて下さい。
この武器を使って戦っていたんですよ騎士団が。滾りますね。
外国人が「サムライ!!うおーーー!!」ってなるのを理解した瞬間。
お城内部。記憶が曖昧ですがおそらく舞踏場。
ドイツ騎士団はマリア修道会の前身。えっと・・病院が騎士団になっちゃったっことですか?(不勉強)
ステンドグラスの展示室。
オーディオガイド抜きにしても、本当に素晴らしいお城でした。
街もこじんまりしてて荷物預けてなかったらここに一泊してもよかったかな。
帰りも同じ値段のの列車で。
かっけー!!
17時にグダニスクに戻って来れたのでダッシュで荷物取りに行って17時45分のトルン行きのバスに飛び乗りました。
次はなんだか名前のかわいいトルンです。