バイカル湖を見に行こう
イルクーツク
イルクーツクという町に着きました。
モスクワまだまだ遠いねぇ。
イルクーツクは世界一の大きさと透明度を誇るバイカル湖観光の拠点の街。
ロシアのパリとも呼ばれています。
ロシアのパリですよ。ロシアのパリ。
ブログで読んだ通り、鉄道駅の近くはあんまり治安よくなさそうでした。
鉄道駅前の通り。信号なんてない。善意でなりたつロシアの交通事情すごいよね。
バイカル湖への行き方
せっかくイルクーツクに来たので世界遺産のバイカル湖、見に行きます。
本当は冬のバイカル湖行きたかったんですが、これも何かの縁なので行きましょうバイカル湖。
バイカル湖の面積はなんと日本の半分にも及ぶんだとか。世界の淡水の20パーセントを占めているそうです。
さすがロシア。何もかも桁違いにでかい。
バイカル湖に行くことにしたのはいいけれど、バイカル湖はリストビャンカという町まで行かないと見れないらしい。
リストビャンカ?なにそれ?(・。・)ぽー
地図で調べてみると
遠っ!!
イルクーツクなんて全然拠点じゃないじゃん。
イルクーツクからほいほい歩いていけるもんだと思ってたのに、騙された!
なんて嘆いててもバイカル湖は寄ってこないので、行きますとも!いけばいいんでしょ!やけくそ。
リストビャンカまではバスターミナルからバスに乗って行くという情報を見つけたのでとりあえずターミナルまで行ってみることに。
鉄道駅のすぐ横にターミナルがあったので、そこの窓口でおずおずと「リストビァンカ」と言ってみるもニエットの無情の一言。あれデジャブ・・?
ここじゃねーよ!的なことを言われて追い返されました。えー。
それからあっちをうろうろこっちをうろうろしても、一向にリストビァンカ行きのバスは見つからず、もう諦めようかなと思っていたとき一人のおばちゃんが近づいてきました。
彼女は私の腕をつかむなり、「リストビァンカ?リストビァンカ?」と聞いてきます。
突然のことで私も条件反射で頷いてしまったんですが、後でしまったーと思いました。
だいたい、こういうのってツアーの勧誘とか、案内したから金よこせみたいなぼったくりが多いからです。
ちゃんと断らないと、と思っているとおばちゃんは別のおばちゃんに「この子をリストビァンカ行きのバス停まで連れて行ってあげて」と言ってくれているではありませんか。
しかも、「大丈夫だから、この二人について行くんだよ」と。
そしておばちゃんはお金もなにも要求することなく去って行きました。
ここが南米なら500ルーブルぐらい取られているところです。
ロシア人って笑わないから冷たいイメージがあったけど、そんなことなくてみんなとっても、優しい。
静かだし礼儀正しいし、そこらへんの自由外人と全然違う。ロシア人ほんと好きです。
おばちゃんからおばちゃんずに託された私は訳がわからないまま路面電車に乗り込みます。トラムかな?
乗ってからお金を払います。
15ルーブル。
しばらくしたところで電車を降り、ちょっと歩いたところにリストビァンカ行きのバス乗り場がありました。おばちゃんずはバイカル湖まで連れて行ってあげて、と私をバスの運転手に託してくれました。
昨日から感動が止まらないんですが。素敵すぎるわ。
乗せられたバス。
バスってかバンだよねこれ。
こんなのわかるわけないよね。
リストビァンカまで片道120ルーブル
ちょっとどこで乗ったのか覚えてないのですが、鉄道駅から一番のトラムに乗って下記地図あたりにターミナル?はありました。
凄いアバウトな情報なので、他の方のブログを参考にしてください。
そうだねスーパーって書いてるもんね。
そしてこの乗ったバスもといバンが飛ばす飛ばす。ただの山道を100キロ走行です。しかも道路もあまり舗装されてなくて、車酔いあまりしないのに着いた瞬間ぐったりでした。
あの距離を40分ぐらいだったからね!おかしいよ!
リストビァンカ着
そしてこれが世界一の透明度を誇るバイカル湖です。
こんなに広いのに海じゃない。
波がたってるのに湖だってさ不思議だねー。
で、噂の透明度ですが
ほんとだすごい透明度だ!
透明だ!(ボキャブラリーゼロ)
リストビァンカの町には観光案内所もありました。
2000ルーブルで3時間のクルーズができるらしく、バンで知り合ったオーストラリア人のおじいちゃんと医者のマダムはそのクルーズに参加して行きました。
私は浜辺でぴちゃぴちゃ遊んだり、リストビァンカの街を探索してのんびり過ごしました。
ちなみにバイカル湖入水禁止です。
こじんまりした町。
バイカルアザラシがいるって聞いてきたけど、どうも水族館の非野生的な香りを感じたので見るのやめた。
オームリという魚の燻製。
ここに来たら絶対食べろとライダー仲間から言われてたので、素直に食べました。
バイカル湖名物らしく、そこら中でオームリ売ってました。
なんかロックオンされたのでこのおばちゃんから購入。
ちなみにこっちはサンクトペテルブルクで見つけたオームリのクッション。
誰が買うんや。
味はなんか不思議な食感?
ふにふに、みたいな。以上です。
バンを降りた場所から帰りは乗り込めます。
最終は19時だったかな。要確認を。