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ロシアから出発、ヨーロッパ周遊女一人旅。

ドイツ騎士団を巡る

サンクトペテルブルクの次に向かったのは

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ここです。

リトアニアポーランドに挟まれた国。

ここ、カリーニングラードというロシアの飛び立ちです。
つまりまだロシア。
ロシア旅では最後の都市の予定です。

サンクトペテルブルクから飛行機でヒューンと1時間程度でやってきました。

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本当は陸路で来たかったのですが、今回シングルビザしか持っていなかったので泣く泣く飛行機使いました。

泣く泣くですよ?

飛行機はえー!文明すげー!なんて一ミリも思ってませんからね!

f:id:kaji0530wara:20160812184452j:image飛行機すげー!!

アエロフロートに乗ったのですが離陸時に十字架を切る人多数、無事に着陸した瞬間、拍手喝采。

それもそのはず、ロシアのブラックジョークをご覧下さい。

「わが国にはよく落ちるものが4つある。一つは大統領の支持率、二つ目はルーブル、三つ目はサーカス、そしてアエロフロートだ」

なんてこと言ってくれてるんですか。だれうま!!

カリーニングラード空港

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グーグルマップが、お前はエストニアにいるって言ってますが間違いなくここはカリーニングラードですよね?不安。

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とりあえずバスに乗って町に向かいます。

カリーニングラードの情報が無さ過ぎてどのバスに乗ったらいいのかわからずにウロウロしてたら、おじさんがバス停まで連れてきてくれました。

最後までロシア人、まじロシア人(ノД`)

バス停は空港でて、左手前にあります。
一応、時刻表はありましたが、その時間にバスがくることも出発することもありませんでした。
時刻表にない時間にバスがきて時刻表関係なく出発しました。もうよくわかりません。
町まで80ルーブル
ちなみにカリーニングラード市内はトラムやらバスやら走ってるんですが、もうどれに乗ればいいのか正直よくわからなくて適当に乗ってました。グーグルマップ、あんたがたよりや。
雑な情報ですみません。とりあえず金額だけ18ルーブル

カリーニングラードのホステル

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Crazy Dog Hostel
 Ulitsa Telmana 25, 236008 カリーニングラード, ロシア
(朝食なし一泊400ルーブル
とっても綺麗で親切なホステル。ロシア人ってきれい好きなのかな?
お客さんも使ったあとの掃除の仕方の女子力凄い。

f:id:kaji0530wara:20160812184601j:imageまたブリヌイ作ってくれました。


カリーニングラードに何しに来たかといいますと、ここ実は元ドイツ領なんですよ。
二度目のドイツとの大喧嘩の際にロシアがドイツからとってきたところ。
ドイツ騎士団によって建設された元プロイセン王国の主要都市なんです。
プロイセンとかドイツ騎士団とか、なにそれたまらん。
という理由だけできたのですが、街並み完全にロシア。

f:id:kaji0530wara:20160811044145j:plainというか、ソ連

f:id:kaji0530wara:20160811044313j:plainドイツの面影どこいった。

f:id:kaji0530wara:20160811044445j:plainドイツっぽい教会あったけど、これは再建したものらしいです。

f:id:kaji0530wara:20160811044617j:plain裏には哲学者のカントのお墓がありました。これはオリジナル。
この教会は、コンサートホール的なもので実際に教会として機能しているわけではありません。
何があるのかと聞かれれば、世界一大きいパイプオルガンがあります。

パイプオルガン・・・なんか響きが地味で全く興味わかなかったんですが、週一行われる演奏会に当たってしまったので鑑賞。

f:id:kaji0530wara:20160812030406j:plain市民、大集合。

f:id:kaji0530wara:20160812030649j:plainパイプオルガン(鼻ほじ)でしたが、最初はお優雅に聞き入りました。
後半はお優雅に爆睡してました。ごめんなさい。

f:id:kaji0530wara:20160812170409j:plain教会内にあるプロイセン時代の展示物。

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ちょっ!大  興  奮
かっこいい!!

f:id:kaji0530wara:20160812032248j:plainなぜか世界のお金。円はなかったです。

街並みにプロイセン時代やドイツを感じることはなく、戦争に負けて、一つの国が滅びるってこういうことなんだな、と。
カントさんはこの現状を見て何を思うんだろか、と。

f:id:kaji0530wara:20160812032454j:plain冷戦時代は軍事拠点だったため鎖国状態だったそうな。
リトアニア独立後はヨーロッパの香港目指して頑張ってみたようですか、麻薬や人身売買が横行して、荒れに荒れまくってたらしいです。
で、最終的には「ドイツに返すわ」ってなったみたいなんですが、ドイツ側が「いらねφ(゜゜)ノ゜」って言ったみたいですね。
まぁ、こんだけ荒らされまくったあとにいらないよね。
そんな、カリーニングラードは紆余曲折を経て今は観光業に力を入れているみたいです。

f:id:kaji0530wara:20160812033029j:plain観光に力を、ね。

f:id:kaji0530wara:20160812033134j:plainマックの看板まである親切っぷりです。

f:id:kaji0530wara:20160812165706j:plainおじさん何が釣れるの?

のほほんとしていて私は結構好きな街です。

f:id:kaji0530wara:20160812033259j:plainカリーニングラードでモストビューティフォーな場所らしい。

f:id:kaji0530wara:20160812033404j:plainそして、私がモスト興奮したお土産や。

正直、歴史に興味のない人ぜんっぜん楽しめないです。
なぜなら、プロイセンドイツ騎士団時代のものを中心とした観光業だからです。
プロイセン時代の街並みが残っていれば、今頃世界遺産だっただろうに、自分たちで滅ぼした街・国を、再建して観光業にってなんだが皮肉なものですね。
でも私は興奮できたので再建ありがとう、です。

あ、最後にずっと行きたかったマック行きました。

f:id:kaji0530wara:20160812033134j:plainこの例の看板を頼りに。おかげで迷うことなく行けました。

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でもハンバーガー2個来ちゃいました。一個でよかったんだけどね。
一ヶ月もロシアいたのに、ロシア語全く進歩してないね。

これにてロシア横断の旅は終了です。
(ってこれ7月初めの話しなんです。リアルタイムと時差ありすぎてどうしようって感じですが。もうそこはそっとオブラートに包んでください。)
明日から新しい国に行きまーす!

365EAT

f:id:kaji0530wara:20160812165537j:plain鮮血のようなベリーソースのブリヌイ。

f:id:kaji0530wara:20160812170103j:plain内装も雰囲気ありすぎて、ちょっと中世のお姫様気分です。

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