現地でシベリア鉄道の切符を買う
日本からきっと一番近いヨーロッパ@ウラジオストク、ロシア
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三日間に及ぶ航海を経てようやくたどり着きましたロシア。
しかし私のあのビザ一つで入れるのか正直不安です。一緒だったおじさまに聞いてみるとみんなホテルとか列車とかちゃんと日本で予約していました。ですよね!
予約もしてないしバウチャーもなにもないんですすがわたし。
「私大丈夫ですかね、日本に送り返されないですかね」「いや、僕も不安なんだよねー」「私なんてホテルも何も決めてきてないですよははは」
とおじさんと入国審査の列で冗談交じりに話していると、前に並んでいた外国人が別部屋へカモンされて行きました。
こえぇぇぇ(;゚Д゚)
盛大に送り出されといて、また5日後には福岡の地にいるかもしれません。
もしそうなったら、とりあえずみんなにはロシア行ったことにしといて北海道にでも行こうかな、そんでラーメン食べて、摩周湖見て、あ、意外といいかも!とかそんな妄想までしてました。
そしていよいよ私の番に。
絶対に負けられない戦いなのです。
いや、負けて北海道でもいいですけど。
ロシアの入国管理官の人、一言も発しず、ひたすら私を睨みつけてくる。
気持ちは蛇に睨まれたカエルです。
睨まれること約3分。
ガチャンとスタンプを押される音がー!!
や、やったー!!ロシア入れたー!!!
北海道の夢は破れたー!!
みんな私(ちゃんと)ロシアきたよ!
想像以上にヨーロッパな街並み。
ロシアってソ連の影響で薄暗いイメージだったのですが、明るくて建物も綺麗で正直びっくり。
こんな可愛い小道なんかもある。
ホテルは駅の近くにあったホステルに泊まることにしました。
Optimum Hostel
Aleutskaya Street 17, Vladivostok, 690000, ロシア連邦
(朝食なし一泊550ルーブル)
ちょっと入り口がわかりにくいけど、清潔でスタッフの対応が素晴らしいホステルでした。 女性用ドミ。
シャワー・ランドリー・キッチン付き
シベリア鉄道を予約する
以下、今日のミッション。
1、ホテルを探す(完了)
2、ルーブルをゲットする
3、シベリア鉄道のチケットをとる
観光は二の次でとりあえずこのミッションをコンプリートしなければいけません!
そもそも1ルーブルも持たずに来ちゃいましたからね〜。無一文です。
ルーブルは近くのATMで無事に引き落としできました。
ロシアの銀行。お城か。
円高+ルーブル暴落のおかげでかなりレートが良かったです。神様ありがとう。
そして恐らく最大の難関、鉄道のチケットをゲットすることに。
ウラジオストクはシベリア鉄道の始発駅がある町です。シベリア鉄道に乗りたいが為だけにはるばる日本から船に乗ってこの町に来たわけでして。シベリア鉄道でロシア横断とかなにそれロマンだよね。ぽわーん。
にも関わらず日本でチケット予約していない大馬鹿ヤローが私です。
だってサイトでやったけど、何故かクレジットカード決算できなかったんだもん。
代理店に頼むと手数料やらなんやらで高くなるので、じゃあもう現地で買おうとやって来たわけですが。
この時期ロシアは観光のハイシーズン。
そしてロシア語を話せない日本人。
うまくいく要素が見当たらない・・・。
しかし、ホテルのお姉さんが駅の人は英語話せると思うよ、と言ってくれたので希望を胸に駅に向かうも
まったく英語通じないんですけどー!!
まーったくです、まったく。
冷戦の影響ですか?
とにかく身振り手振りでモスクワ行き21日発の開放寝台のチケットを一枚くれと必死で伝えましたけど、ツタワッタカナー。
しかしチケット売り場のお姉さんからは無情にも「ニエット」の一撃。あ、でも言いたいことは伝わってる。
26日までモスクワ行きは空きがない、と。開放寝台なんて今更あるわけねーだろボケがーと。(意訳)
26日って今から5日後なんですけど。
それはちょっと困る。非常に困る。
えーー、と悲しい顔をして粘っているとイルクーツクまでなら開放寝台が23日にあるよ、と天の声が。
それでいーです!それ下さい!
中間地点ぐらいまでせめて行きたい!
全力で「ダー」と言って無事にチケット購入しました。
(3泊4日6700ルーブル)
というわけで、全く予定になかったイルクーツクまでとりあえず行くことなりました。まぁ、これも運命です。
ちなみにチケットに記載されている時間、これは全てモスクワタイムです。
モスクワとウラジオストクは7時間の時差があるので、記載どおりに張り切って駅に行くと遣隋使こないのコピペのように「列車こない(´・ω・`)」となります。
お気をつけを。
ウラジオストク駅。お城か。
後ろに見えるのがゴールデンブリッジ。
さてさて、これで今日のミッションはコンプリート!!
(イルクーツクからはどうしようって感じだけど、それはまた向こうに着いてから考えよう、うん)
夜のロシアの楽しみかた
あとはもう
飲むよね。
だってロシアですから。
飲むしかないよね。
フェリーで一緒だったバイク乗りの皆様に誘って頂いて、ご飯をご一緒させて頂きました。
駅の前にある三角屋根のお店です。下がレストランで二階がバーになっています。
カウンターで自分の飲みたい物を注文するスタイル。
みなさまもう既に何度かロシアを横断したり縦断したりされているらしく、ロシアのお話を色々と聞かせて頂きました。
バイク乗りは先っぽに行きたくなる。と言う迷言も頂きました。ほぅ・・
みなさんから、バイク乗れ乗れ、来年は一緒にバイクで横断しようと執拗に勧誘されましたが、
安心して下さい、乗りません (`・ω・´)
365EAT
お肉のピロシキ。
そこら中の売店で売ってます。
あぶらギトギトでちょっと胃もたれした。